「泳ぎではスピードにそんなに差はないのに、ターンをするといつも離されるんです!」
そう話すのは、小学生スイマーの女の子。今回は平泳ぎのターンテクニックの改善の為に個人レッスンを受けに来ました。どうやらライバルと泳力の差はないのにターンをして浮き上がるとなぜかいつも相手が前にいるとのこと。
話だけ聞いても原因はわからないってことで、実際に泳ぎを見てみました。なるほど。ターンへの入り方とそこからの体の動かし方がちょっとずつ惜しい!間違いではないけれど、ちょっと無駄な動きをしてしまっているようです。
さらに、体の動かし方に問題があるせいで蹴り出すときの姿勢が斜めになってしまっていて、壁をまっすぐ蹴り出すことができず、推進力がダウンしてしまっていました。こういったターンのクセがついてしまうのは練習環境にも少なからず原因があるのですが、そこは集団練習である以上仕方のない事。
原因がわかればあとは練習あるのみ!いくつかのポイントを伝え、正しい方向に蹴り出すための体の動かし方を確認。何回か繰り返すうちに大分姿勢が改善され、練習を始める前よりも素早く力強いターンができるようになり、ひとかきひとけりで浮き上がる位置も遠くなりました!
あとはこのターンの仕方をしっかり自分のモノにして大会に臨めばライバルに差をつけられる心配はなくなるでしょう!
ライバルに勝ってベストを更新したという報告をもらえることを楽しみにしています♪