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執筆者の写真LifelongSwimmers

<指導日記>今まで言われてたことの意味が分かりました


水泳を始めて3年ほどの水泳歴を持つIさんは、クロールのフォームとターンを教えてほしいと個人レッスンを依頼してきました。

どうもクロールが上手く泳げない、呼吸時に沈むような感覚があったり呼吸のタイミングが合わなかったりと、色々な違和感は感じながらも何が悪いのかがいまいちわからず、フォームを直すことができていなかったのだそう。

そこで、泳ぎを確認してみたところ、悪かったのはタイミングそのものよりも身体の使い方でした。水を必要以上にかきすぎ身体の後ろ側まで手が回ってしまい、姿勢が崩れて身体が沈み込んでしまっていたのです。

まずは余計な力を抜いてもらい、手のかきを修正。その後、リカバリーも位置を修正して手をかくタイミングもちょっと変更。そして、問題の呼吸をしてもらったところ、今までよりも全然楽になったと大喜びされていました。

話を聞いている限りだと、過去にも同じような指摘をされていたり、似たような練習もしたことがあるみたいなのですが、それが意味することを理解しきれず練習が進んでしまっていたようで、うまく身についていなかったということが判明。

ひとつひとつ丁寧に「なぜ今これをしなければいけないのか」「このかき方にはどういうデメリットがあり、このかき方にはどんなメリットがあるのか」といったようなポイントを説明していったので「今までわからなかったことがストンと自分の中に入った」とスッキリしたご様子。

泳ぎを見ていても最初のような力任せのガチガチな泳ぎから余計な力が抜け、リラックスして泳ぐことができるようになりました。あとはその泳ぎを崩さずにスピードを上げていくことができるようにするだけです!

その後、ラスト10分程を利用して、素早いクイックターンをするためのコツを伝授して今回のレッスンは終了。

ポイントを説明するごとに新しい発見に目を輝かせるIさんがとても印象的でした。

レッスンが終わった後も「今日教わった泳ぎを少し練習してから帰ります」と言って、引き続き練習に励むIさん。次にお会いする機会がある時には見違えるほど上手になっていそうですね!

同じ練習をするにしても、意味が分からずなんとなくやるのと、きちんと意味を理解して動きや使う筋肉を意識してやるのでは身につくスピードもぜんぜん違いますし、勘違いから変な癖のある泳ぎにならずにすみます。

思い込みで間違った練習を続けてしまわないように、みなさんも気を付けてくださいね!

正しい知識とフォームを身につけたい方は個人レッスンへ

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