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執筆者の写真LifelongSwimmers

50mの後半でバテないための改善方法

更新日:3 日前






50mは短距離ですが、前半で全力を出しすぎると後半でバテてタイムが落ちてしまう選手が多くいます。


後半を強化するためには、体力や技術、レース戦略を改善することが重要です。以下に具体的な方法を解説します。

 

1. 体力の強化


持久力を鍛える


短距離でも持久力が必要です。特に乳酸耐性を高めるトレーニングを取り入れることで、後半の失速を防ぐことができます。


例:


インターバルトレーニング

• 50m×10本(1本ごとに全力で泳ぎ、休息時間を30秒〜1分に設定)

• 徐々に休息時間を短くして耐久性を高める。


乳酸耐性トレーニング

• 100m全力で泳ぎ、1分休息後に再度50mを全力で泳ぐ。この練習を繰り返すことで、後半での粘り強さを向上。

 

2. 効率的なフォームの習得


前半のエネルギーを抑えるフォーム


前半で力を使いすぎる原因の多くはフォームの効率が悪いことです。以下のポイントを意識しましょう。

• ストロークやキックのリズムを一定に保つ。

• 水を押す際に無駄な力を使わない(ストロークで水をしっかり「キャッチ」する感覚を大切に)。

• 頭を上下させすぎず、抵抗を最小限に抑える。


ストローク数を分析する


50mを泳ぐ際に必要なストローク数を把握し、1ストロークごとの推進力を最大化する練習をする。無駄なストロークを減らすことで、エネルギーの消費を抑えることができます。

 

3. キックの強化


後半で失速しないためには、キックの推進力を維持することが重要です。


持久力を意識したキック練習

• 50mキック×8本(50秒~1分サイクルで繰り返す)。

• フィンを使ってキック力を強化するトレーニングを取り入れる。


ドルフィンキックの強化(特にターン後)

• 壁を蹴った直後のドルフィンキックで失速しないよう、体幹を使った練習を繰り返す。

• ドルフィンキックの距離を測り、記録を伸ばすことで推進力を向上させる。

 

4. レース戦略の見直し


前半のペース配分


前半で全力を出しすぎると、後半で乳酸が溜まり失速します。以下のような配分を意識しましょう。


前半:8割の力でリズムを安定させる。


後半:ゴールに向けてスピードを上げる。


トレーニング中に前半と後半のスプリットタイムを確認し、理想的なペースを把握します。


ターンの改善


ターン後の加速がスムーズでないと後半に余計な負担がかかります。以下を意識しましょう。

• 壁を蹴る際にしっかりと力を込め、体を一直線に保つ。

• ドルフィンキックの本数とタイミングを調整し、効率的に進む。

 

5. 陸上トレーニングの活用


水中での持久力を高めるために、陸上での筋力・心肺機能トレーニングを取り入れます。


体幹トレーニング

• プランク、サイドプランク、ローテーションプランクを組み合わせて実施。

• 水中での姿勢維持力を高める。


インターバルランニング

• 100mダッシュ×8本を30秒間隔で繰り返す。

• 心肺機能を高め、酸素を効率よく使える体を作る。

 

6. メンタルの強化


後半の粘りには、身体的な強さだけでなくメンタルの強さも重要です。

• 練習中から「ここが勝負どころ」と意識して最後まで力を出し切る習慣をつける。

• ゴールに向かう自分をイメージトレーニングすることで、レースの最後で力を発揮できるようにする。

 

練習メニュー例


以下は50m後半を強化するためのメニューの一例です。


1. 50m×10本(前半は8割、後半全力)休息30秒


2. 100m×4本(50mごとにスプリットタイムを確認)


3. ドルフィンキック 15m全力×5本(インターバル20秒)

 

まとめ

50mの後半でバテる原因を理解し、体力、技術、レース戦略を総合的に見直すことでタイムの改善が期待できます。


練習メニューを日々継続し、自分に合った方法を見つけることで、レース本番での後半の強さを発揮できるようになるでしょう。

 

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