”Aさん へのアドバイスを、隣にいるBさんも自分の事の様に聞いている”
これは、大人の方のレッスンをしているとよく見る光景です。 大人になって習い事をしている人は自分でやりたくてやっているわけだから熱心な方が多いと思います。 他人へのアドバイスを熱心に聞いているのも、少しでもうまくなりたいという気持ちの表れであり、指導者が言っている事だから、それが上手に泳げるようになるために必要なことだと思っているからなのでしょう。 でも、ちょっと待ってください! 話を聞くのは良いことだと思ういますが、決してそのアドバイスを練習に取り入れてはいけません!
人はひとりひとり体格も体力も筋力も癖も違いますし、もちろん上達する為の課題もひとりひとり違うもだということは理解していると思います。
そのアドバイスは今のAさんに必要な課題であり、自分には関係のないものです。 もしかしたらあなたにとってもこれから成長していくために必要なことかもしれないですが、下手すると自分の課題と正反対のものかもしれません。 それでも話を聞いてしまうと、自分にも必要なものに思えてきてしまうものです。
その結果、自分が本来注意しなければいけない部分が何だったのかわからなくなってしまいます。
そして、気づけばフォームが崩れてしまうなんてことも考えられるのです。 ”効率よく上手くなりたいのなら人へのアドバイスは聞かない事”それが上達への近道だということを忘れずに、個人への注意やアドバイスは気にせず自分のことだけに集中しましょう!
あ、でも指導者からの全体へのアドバイスも聞き流してしまわないように気を付けてくださいね☆